2007年06月22日

頭髪の髪質について

◇薄毛や脱毛症は硬い毛質の人がなりやすい?

硬い髪の人、柔らかい髪の人、またストレートやくせ毛など千差万別です。
人によって髪質は様々ですが、髪質による抜け毛や薄毛というのはあるのでしょうか。

頭髪の髪質による違い

まず、毛質の硬さの違いですが、これはキューティクルの構造で違いが出るといわれています。
髪を覆うキューティクルの層が厚くなるほど、髪は硬くなるようです。
また髪の太さはコルテックスの量が比例しているといわれ、その量が多いほど太い髪になるそうです。

毛髪の「ストレート」か、「くせ毛」になるかの違いは、毛根の形で決まるといわれています。
「ストレートヘア」の毛根は、真っ直ぐなのに対し「くせ毛」の毛根は曲がっている為、キューティクルが均一でなくなり、くせ毛の状態になるといわれています。
日本人の約半数は「くせ毛」とも言われています。
最近では、キューティクルを整えたり、髪質を変える為の商品が多く販売されています。

よく、硬い毛質の人はハゲになりやすいともいわれます。
しかし、薄毛や抜け毛になるには様々な要因によりますから、髪質により薄毛や抜け毛になりやすいというのは一概には言えないようです。

薄毛や抜け毛の予防には、頭皮の状態にも気を配り、マッサージで頭皮の血行をよくし、正しいシャンプーやトリートメント、食生活の見直し等でケアすることが重要です。